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40代からの「時候の挨拶」 心のこもった手書きの“お手紙”始めませんか?

2017年06月29日更新
40代からの「時候の挨拶」 心のこもった手書きの“お手紙”始めませんか?

きちんとした手紙には基本となる形式があります。

文面の最初である「拝啓」などの頭語に続くのが季節について触れる時候の挨拶。

手紙を書く機会は減っているとはいえ、「いざ!」というときに困らないためにも、知っておきたいもの。

月ごとの例文を紹介するので、手紙を書くときの参考にしてくださいね。

時候の挨拶はきちんとした手紙には欠かせません 現代の通信手段といえば、電話やメールが主流。

そんな時代だからこそ、手書きの手紙をもらうと嬉しいものです。

特に何か品物をいただいたときや、食事をごちそうになったときなどのお礼状は、はがきでもよいのですぐに送るのがマナー。

時候の挨拶とは、文面の最初である「拝啓」などの頭語に続いて、「○○の候」や「暑中お見舞い申し上げます」など季節について書く礼儀文です。

その後に相手の安否を尋ねたり、繁栄や健康を喜んだりする言葉が入ります。

時候の挨拶でよく使われる「○○の候」は、「このように季節も移り変わってきました」というような意味で、その後に「○○様にはご清祥のこととお喜び申し上げます」などの、言葉をつけます。

少し堅苦しい言い回しなので、親しい人には「○○の季節となってまいりました」と置き換えてもいいでしょう。

また、ビジネス文書などでは、季節を問わず使える挨拶として「時下」を用いることもあります。

「時下」とは「このところ」「現在」といった意味合いをもち、「拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」といった具合です。

一年を通して使えるので、覚えておくと便利ですね。

以下、月ごとの時候の挨拶でよく使われる例文をご紹介します。

夏(6~8月) ●6月(1)梅雨の候(2)向暑の候(3)初夏の候(4)麦秋の候<あとに続く文一例>(1)木々の緑も一段と色濃くなってまいりました(2)梅雨明けが待ち遠しく思われる今日この頃です(3)紫陽花の花が咲き始め、梅雨の入りを感じさせる頃となりました(4)気温はもう夏の蒸し暑さを思わせます(5)今年も早いもので半年が過ぎてしまいました●7月(1)盛夏の候(2)仲夏の候(3)大暑の候(4)猛暑の候<あとに続く文一例>(1)暑中お見舞い申し上げます(2)長い梅雨も明け、いよいよ本格的な夏がやってまいりました(3)日に日に暑さがつのってまいります(4)連日きびしい暑さが続いております(5)夏の青空がまぶしい今日この頃です●8月(1)立秋の候(2)残暑の候(3)晩夏の候(4)早涼の候<あとに続く文一例>(1)暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑さ厳しい毎日です(2)残暑お見舞い申し上げます(3)連日の熱帯夜に秋を待ちわびる毎日です(4)夏の暑さもようやく峠を越えたようです(5)空の色にもいつの間にか秋が感じられるようになりました 秋(9~11月) ●9月初秋の候秋涼の候新秋の候清涼の候朝夕はめっきりしのぎやすくなりました日ごとに秋の色が深まってまいりましたひと雨ごとに秋の気配も深まるようです風に揺れるコスモスに秋を感じる頃となりましたさわやかな秋晴れの日が続く今日この頃です●10月仲秋の候錦秋の候紅葉の候寒露の候さわやかな秋晴れの続く毎日です柿の実が日ごとに色づいてまいりました灯火親しむ季節となりました新米のおいしい季節となりました秋深く、日増しに冷気も加わってまいりました●11月晩秋の候立冬の候初霜の候深秋の候朝夕はひときわ冷え込むようになりました小春日和の穏やかな日が続いております木枯らしの季節になりました枯れ葉の舞い散る季節となりました暦の上ではもう冬になりました 冬(12~2月) ●12月(1)初冬の候(2)師走の候(3)寒冷の候(4)歳晩の候<あとに続く文一例>(1)年の瀬も間近になってまいりました(2)各地から雪の便りが届き、冬本番となってまいりました(3)師走を迎え、何かと慌ただしい日々をお過ごしのことと存じます(4)寒さもひとしお身にしみる頃となりました(5)今年も残り少なくなりました●1月(1)新春の候(2)初春の候(3)厳寒の候(4)寒風の候<あとに続く文一例>(1)謹んで年頭のご祝詞を申し上げます(2)珍しく暖かな寒の入りとなりました(3)寒中お見舞い申し上げます(4)例年にない厳しい寒さが続いております(5)正月気分がまだ抜けません●2月(1)残雪の候(2)晩冬の候(3)余寒の候(4)立春の候<あとに続く文一例>(1)梅のつぼみがそろそろふくらみ始めました(2)暦の上では春とはいえ、寒い日が続いております(3)春の訪れが待ち遠しい今日この頃です(4)早春の気配が漂い始めました(5)長い冬も終わりに近づいてまいりました 春(3~5月) ●3月(1)早春の候(2)春寒の候(3)春暖の候(4)春分の候<あとに続く文一例>(1)春というのに寒い毎日が続きます(2)桃の節句を迎え、花便りも聞かれます(3)ひと雨ごとに春めいてまいりました(4)寒さ暑さも彼岸までと申します(5)日増しに春めいてまいりました●4月(1)陽春の候(2)仲春の候(3)桜花の候(4)春爛漫の候<あとに続く文一例>(1)うららかな春日和となってまいりました(2)桜花爛漫の季節を迎えました(3)風に舞う花びらが目にまぶしいようです(4)水ぬるむ季節となりました(5)葉桜の緑もまたいいものです●5月(1)晩春の候(2)新緑の候(3)薫風の候(4)若葉の候<あとに続く文一例>(1)野山の青葉が美しい季節となりました(2)若葉にそよぐ風がすがすがしくなってまいりました(3)気持ちのいい五月晴れが続いております(4)汗ばむほどの陽気が続き、初夏を思わせます(5)風薫るさわやかな季節を迎えました

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