ライフスタイル

酸っぱい葡萄理論の意味は?心理と恋愛の合理化や防衛機制例は?

2018年10月22日更新
酸っぱい葡萄理論の意味は?心理と恋愛の合理化や防衛機制例は?

酸っぱい葡萄理論とは?意味は? 酸っぱい葡萄理論とは|元はイソップ童話の話 Instagram 酸っぱい葡萄理論とは、元はイソップ童話の話からきている理論です。

酸っぱい葡萄の話とは、きつねが美味しそうな葡萄がなっているのを見つけ、なんとか取ろうと飛んだり跳ねたりして頑張りますが、葡萄が高いところにあるので、どうしても手に入れることができません。

そこで、きつねは「きっとあの葡萄は酸っぱい葡萄なんだ。

食べてもきっと美味しくない。

」と言って、葡萄を諦めその場を立ち去るという話です。

酸っぱい葡萄理論とは|心理学用語で合理化の意味 Instagram 酸っぱい葡萄理論とは、心理学用語で合理化の意味をもちます。

合理化とは、精神分析で有名なフロイトが見つけた心の防衛機制のことを言います。

心の防衛機制とは、受け入れがたい現実に直面したとき、無意識にその不安を払拭しようとする心の機能と言われています。

合理化とはその心の防衛機制の1つで、望むものが手に入らなかったときに、もっともらしい理由をつけて自分を納得させる心の働きのことを言います。

酸っぱい葡萄の類語と反対語は? 酸っぱい葡萄の類語|社会心理学の認知的不協和理論 Instagram 酸っぱい葡萄の類語は、社会心理学の認知的不協和理論です。

認知的不協和理論とは、認知と行動にずれ(不協和)がある場合、認知か行動のどちらかを変えてそのずれを一致させ、心を安定させる働きのことを言います。

たとえば「ダイエットをしなくてはいけない」と思っている女の子がいるとします。

でも甘いものを我慢できずに食べてしまうとします。

そうすると認知(ダイエットをしなくてはいけない)と行動(甘いものを食べる)の間にずれが生じてしまいます。

そうすると心に不協和が起こるので、認知か行動のどちらかを変えて一致させようとします。

先ほどの例では、行動(甘いものを食べる)を変えるのが理想ですが、認知(ダイエットをしなくてはいけない)を別の認知(ダイエットはまだしなくていい・ぽっちゃりの方が魅力的など)に変えてしまうことも良くあることです。

酸っぱい葡萄の反対語|甘いレモン Instagram 酸っぱい葡萄の反対語は、甘いレモンです。

甘いレモン理論は酸っぱい葡萄理論の真逆の理論です。

本来酸っぱいはずのレモンなのに、自分の手元にあると甘く感じてしまうという理論です。

酸っぱい葡萄理論は、「手に入らなかったものの魅力を軽減させて自分を納得させること」ですが、甘いレモン理論は「手に入ったものの魅力を加重させて自分を納得させること」を言います。

酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイントは? 酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイント①努力が前提にある Instagram 酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイントの1つ目は、努力が前提にあることです。

イソップ童話でも、きつねは飛んだり跳ねたりして何とか葡萄を手に入れようと頑張ります。

それと同じように、酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるには、努力が必要になります。

努力をしない言い訳に、酸っぱい葡萄理論を取り入れるのは危険です。

努力をせずに酸っぱい葡萄理論を取り入れてしまうと、諦め癖がついてしまうからです。

何をするのにも「これをやっても意味がない」「あれを手に入れても価値がない」というように、すぐ諦めてしまうようになってしまうからです。

すでに諦め癖がついてしまっている方は、なかなか急に努力をすることは難しいと思います。

そんな方は、こちらの記事に逃げ癖や諦め癖を克服する対処法が記載されていますので、ぜひ試してみてくださいね。

酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイント②諦めた方が自分のためになる Instagram 酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイントの2つ目は、諦めた方が自分のためになることです。

努力をして努力をして、それでも望む結果が手に入らなかった、それは仕方のないことです。

しかし、努力をすれば努力をするほど、人は手に入らなかったものに執着してしまいがちです。

もう諦めた方が自分のためになるのに、それがどうしても諦めきれないときに酸っぱい葡萄理論を心理に取り入れます。

イソップ童話のきつねも、取れないぶどうにいつまでも執着していたら餓死をしています。

そういった割り切りが必要な場面で、酸っぱい葡萄理論を取り入れることがポイントです。

酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイント③合理化で現実を受け入れる Instagram 酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイントの3つ目は、合理化で現実を受け入れることです。

酸っぱい葡萄理論は、現実をゆがめる危険があります。

合理化を提唱したフロイトも、合理化が進むと神経症状を引き起こし、現実に適応できなくなると指摘しています。

そこで酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるには、合理化で現実を受け入れられることがポイントになるのです。

現実を受け入れられないから酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるのではなく、現実を受け入れるために酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるのです。

しかし、現実が厳しいとなかなか受け入れることも大変だと思います。

そんなときには、こちらの記事に厳しい・辛い現実を受け入れる方法が紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。

酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイント④次の行動へ生かすこと Instagram 酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるポイントの4つ目は、次の行動へ活かすことです。

自分の中で諦めて終わってしまっては、いつまでも望むものが手に入らなくなってしまいます。

そうならないために、酸っぱい葡萄理論を思考に取り入れるときは、必ず次の行動へ生かさなくてはなりません。

イソップ童話のきつねも「葡萄は背が高くて手に入らなかった。

でもイチゴなら背が低いから手に入る」と、葡萄を諦めた後に美味しいイチゴを食べたかもしれません。

「葡萄を諦められたからこそ、美味しいイチゴを食べられた」というように次の行動へ生かすのがポイントです。

気持ちが消極的だと、なかなか次の行動へ活かせません。

こちらの記事に消極的な性格を改善する方法もまとめられていますので、消極的な性格を克服して積極的に行動したいと思う方は、ぜひご覧になってくださいね。

酸っぱい葡萄理論の例は?恋愛の防衛機制は? 酸っぱい葡萄理論の例|恋愛の防衛機制①片思いが実らなかった例 恋愛の防衛機制・酸っぱい葡萄理論の例の1つ目は、片思いが実らなかった例です。

好きな人がいたけれど、その人に彼女できてしまった、告白をしたが振られてしまった場合、酸っぱい葡萄理論を取り入れます。

例えば「あの人とは縁がなかった」や「付き合っても上手くいかなかったはず」と自分に言い聞かせて諦めるのです。

そして「もっと自分に合う人がきっといるはず」と心理を切り替えて新たな恋にいくのが、理想的な酸っぱい葡萄理論の取り入れ方です。

酸っぱい葡萄理論の例|恋愛の防衛機制②恋人に振られた例 恋愛の防衛機制・酸っぱい葡萄理論の例の2つ目は、恋人に振られた例です。

付き合っていた男性に突然別れを切り出された、これはとてもショックなことです。

振られた現実を受け止めきれないとき、酸っぱい葡萄理論を心理に取り入れます。

例えば、振った男性に対して「私の魅力が分からないなんて大した男じゃない」と思ったり、「自分も無理して付き合っていたから、別れられて良かった」と思ったりして自分を納得させます。

そうして「自分と別れたことを後悔させるくらい自分磨きをする」や「他の男性ともっと幸せな付き合いをする」と次の行動に移すのです。

酸っぱい葡萄理論の例は?人生の防衛機制は? 酸っぱい葡萄理論の例|人生の防衛機制①志望校に入学できなかった例 人生の防衛機制・酸っぱい葡萄理論の例の1つ目は、志望校に入学できなかった例です。

例えば、どうしても入学したかった志望校に不合格になってしまったとします。

当然気分は落ち込み、もう勉強をする気持ちにもなれなくなってしまうかもしれません。

しかし、そこで自棄になってしまっては自分のためになりません。

そこで酸っぱい葡萄の理論を心理に生かして「あの学校に入らなかったことで、こっちの学校で出会った友達と親友になれた」や「もう1年勉強をすれば、もっと良い学校へ入学できる」などと良いように解釈をして自分を納得させます。

酸っぱい葡萄理論の例|人生の防衛機制②希望の職業に就けなかった例 人生の防衛機制・酸っぱい葡萄理論の例の2つ目は、希望の職業に就けなかった例です。

その職業に就くために努力したり、就職活動をしたりしたのに、その職業に就けなかったとします。

はじめはショックで働く気力も湧かなくなってしまうかもしれません。

しかし、そこで酸っぱい葡萄理論を心理に取り入れます。

例えば「あの職業はきっと自分には向いていなかった」や「こっちの仕事の方が自分は必要とされている」と思い、現実を受け入れて前に進むのです。

甘いレモン理論の例は?恋愛の防衛機制は? 甘いレモン理論の例|恋愛の防衛機制①憧れの人と付き合えた例 恋愛の防衛機制・甘いレモン理論の例の1つ目は、憧れの人と付き合えた例です。

憧れの人と付き合えたら、まるで夢の中にいるような幸せが味わえることでしょう。

しかし、実際付き合ってみると、上手くいかないこともたくさん出てきます。

例えば、自分はもっとまめに連絡がほしいと思うけれど、彼からほとんど連絡がなかったり、自分はもっと会いたいと思うけれど、彼とはなかなか会えなかったりすることが多いとします。

それでも、「憧れの人と付き合えたんだから、それだけで幸せなこと。

自分が我慢をすればいいだけ。

」と言い聞かせてしまうのです。

甘いレモン理論の例|恋愛の防衛機制②ダメンズ彼氏の例 恋愛の防衛機制・甘いレモン理論の例の2つ目は、ダメンズ彼氏の例です。

自分が付き合っていると、どれだけ彼氏がダメンズでも良い彼氏に見えてしまう場合です。

浮気や借金、暴力など、このまま一緒にいると自分までダメになってしまうとしても、「あの人は浮気をするけど優しい人なの」といってダメンズと別れられないのです。

甘いレモン理論の例は?人生の防衛機制は? 甘いレモン理論の例|人生の防衛機制①憧れの職業に就けた例 人生の防衛機制・甘いレモン理論の例の1つ目は、希望の職業に就けた例です。

憧れの職に就けることはとても幸せなことで、働く気力がどんどん湧いてくることと思います。

その職業に就けるまでにもたくさんの努力を重ねてきたはずです。

しかし、そうすると残業代が出ない・毎日終電まで帰れない、といった労基に違反するようなことを会社がしていても「せっかく憧れの職業に就けたのだから、これくらい平気」と我慢をしてしまうのが甘いレモン理論です。

甘いレモン理論の例|人生の防衛機制②結婚でキャリアを諦めた例 人生の防衛機制・甘いレモン理論の例の2つ目は、結婚でキャリアを諦めた例です。

例えば、外で働くことが好きでバリバリ働いていたけれど、結婚相手から「結婚をするなら仕事を辞めてほしい」と言われ、仕事を辞めたとします。

仕事が好きだったわけですから、当然辞めた仕事への未練もありますし、「この結婚生活はその代償に見合うほど魅力があるものなのか?」といった疑問も湧いてきます。

しかし既にもう仕事を辞めて結婚しているので「仕事よりも結婚をして家事をやっている方が幸せ」と思うようにします。

酸っぱい葡萄理論を上手く取り入れよう! 今回は、酸っぱい葡萄理論とその例、また甘いレモン理論とその例をご紹介してまいりました。

酸っぱい葡萄理論は、行き過ぎると諦め癖がついたり、現実に適応できなくなったりしてしまいます。

しかし、酸っぱい葡萄理論を上手く取り入れれば、現実を受け入れられるようになったり、次の行動へ移すことができるようになったりします。

今回ご紹介したポイントを押さえて、酸っぱい葡萄理論を上手く思考に取り入れてみてくださいね。

キーワード

  • 葡萄理論
  • 理論
  • 防衛機制
  • 葡萄
  • レモン
  • 思考
  • ポイント
  • 現実
  • 努力
  • 恋愛
  • 人生
  • 合理化
  • 職業
  • 認知
  • 憧れ