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何を話せばいい? ピロートークですべき「8つの会話」

2019年10月08日更新
何を話せばいい? ピロートークですべき「8つの会話」

映画やドラマで重要なエッセンスとなるベッドの上での男女の会話。

レストランでテーブルを挟んでいるときとも、バーで横に並んで距離を詰めようとしているときとも、部屋に入ってお互いが相手の本心を探っているときともまた違う、親密かつ安堵の時間でもあるし、関係が浅ければ同時にどこか照れ臭かったり少し戸惑ったりする時間でもあります。

そんな時間に相手とどんなコミュニケーションをとりたいですか? お互いが尊重し合える関係を作る場合、ベッドの上ではどんな会話を持つべきなのでしょうか。

忙しい現代を生きる2人だからこそ、束の間だけ共有できるゆっくりしたひとときは、幸福を最大限にして過ごしたいものです。

そのために心がけることがあるのでしょうか。

2人の距離を縮める「8つのピロートーク」とは? 大学のディベートタイムではありませんから、いきなり議題を提案しようとしてもなかなか難しいものです。

そこで逆説的に、“どんなことを避けるべきか”ということから「ピロートークで距離を縮めるテーマ」を考えてみたいと思います。

(1)相手への興味を示す会話 まず、人の心は意外とナイーブですから、幸福なはずの時間であっても不安を感じることもあります。

どんな不安か。

おそらくもっとも一般的な事柄としては、一緒に夜を過ごしたことで、相手が自分に対する興味を失っていないか、ということではないでしょうか。

男でも女でも、相手を落とそうというときに比べて、お互いの気持ちを確認できた後は、良く言えば緊張が取れるし、悪く言えば雑になるものです。

しかし、その安心が相手を不安にさせてしまっては元も子もありません。

そう考えると(1)相手への興味を示す会話が必要だといえそうです。

ベッドの上では、それまで見えなかった相手の細部が見えるはずだから、そこから相手の思い出やこだわりなどをさりげなく聞いてみるのはいい考えかもしれません。

「ピアスはいつあけたの?」「いつもどこのヘアサロンに行くの?」のように。

(2)身体的特徴を褒める会話 もう一つ、身体的に親密になった後にやってくる不安といえば、今まで見せていなかった姿を見せたことで、失望されてはいないか、ということです。

服を脱いだ姿や下着、横になったときの顔や声など、一緒にベッドに入らなければ見えないはずの箇所は、ある意味親や兄弟にも見せない秘密でもある。

それをこの人になら、と見せることは誰にとっても勇気がいる行為なのです。

よく日本人は相手を褒めるのが苦手だ、と言われることがありますが、四六時中褒める必要などないので、せめて横になって密着しているときはなるべく(2)相手の身体的特徴に魅力を感じていることを伝える、というのは心がけてみたいところです。

何も大げさな嘘をつく必要なんてなくて、肌や手など細かいところでも、実際に褒められれば意外にも嬉しく思う人は多いのです。

(3)自分の思いやこだわりを伝える会話 それから、男であっても女であっても、肌を重ねてしばらくは、この人に決めた自分の判断が正しかったのか、と自問してしまうことがあります。

ですからついつい、まだ知らない相手に何か許しがたい不備がないかを急いで確認してみたくなるのです。

でも、自分もそういった自問をしているからこそ、親密になった直後に相手にあれこれ質問されると、なんだか人格テストをされているような気分になる、という話はこれまで何度か聞いてきました。

ですから過度に相手の本質を伺うような、唐突な質問をすることは避けたほうがいいかもしれません。

興味を示しつつ質問攻めにはしないというのは高度のように思えますが、相手に何か聞くときに、(3)自分の思い出やこだわりを先に伝える、というプロセスを踏めば、面接をされているような気分にはさせないはずです。

(4)近い未來を連想させる会話 若い男性にとって、異性とベッドに入る行為はあたかも最終目的地のように見えていたかもしれません。

でも、一方の女性は、むしろベッドに入る行為は、相手と近づきはじめる初期段階のステップと捉えている方が多いのです。

ですから、目的地にたどり着いた、と思いたくない。

ここが最後の地ではなく、この先の続きを感じさせてほしいものです。

そのためには、次の週末から未来まで、(4)これから起こりうることを連想させる言葉が必要です。

それは「今週の土曜日は暇?」といったことから、「誕生日はいつ?」「夏休みはいつもどうしてるの?」といったことまで、色々とあります。

知り合って間もない場合はあまり先の未来について語られることを重いと感じる人もいますから、せいぜい一年くらいの具体的な話のほうが万人に喜ばれるかもしれません。

(5)何かしらの「初めて」を伝える会話 さて、相手へ興味の示し方や、大切に思っていることを伝えるための質問によってひとまず2人の間にあるそこはかとない不安は解消されるとします。

でも、相手のことばかり気にするのではなく、自分の考えていることだって伝えたい。

しかし人にはベッドの上では特に聞きたくないことというのがあります。

特に男性は、自分と親密な女性が、過去に別の誰かと親密であったことを確認するのを嫌います。

そういった些細なことで不穏な空気になってしまっては勿体ないですから、過去の恋愛の話は避けるのが無難です。

さらにそこに、なんでもいいから(5)ひとつでも「今が初めて」と言えることを付け加えると、相手の幸福感を高められるかもしれません。

「こんな綺麗なお部屋に泊まったの初めて」でもいいし、「こんな風に毛布をかけてもらうの初めて」でもいい。

相手にとって自分が最初の何かであるという事実は、人の自信を後押しするからです。

(6)無謀でハッピーな約束をする会話 横になって話しているときと、起き上がって服を着て話しているときというのは、人の会話に対する姿勢というものが多少異なります。

別に横になっているとふざけているとか、縦になっていると真面目だとかいうことではないけれど、しっかりと言質を取るような約束はやはり肌が重なっているときより、目を見ているときにしたほうが、お互いの気持ちへの作用が大きいはずです。

だから、お互いの関係の行方や描くべき将来などの約束をベッドでしてしまうのは慎重になったほうが良い。

その代わりに、横になっているときには人は少しだけ気持ちが大きくなりますから、(6)普段よりちょっと大げさな漠然とした約束をするには適しています。

ちょっと無謀なものでも、なんとなく可能な気がしてしまうからです。

「今年中に100回デートしようね」「絶対いつかモルディブに行こうね」「浮気したらエルメスのバーキン買ってね」なんていう約束は、もし果たされなくとも2人の関係に致命傷はない上に、心に残っている分にはハッピーなものです。

(7)照れくさい気持ちを伝える会話 横になってくっついている2人は、食事中のように、相手の顔をまっすぐ見ているということがありません。

つまり、目を見て言いにくいことが言いやすい環境であるともいえるのです。

ただし、言ってスッキリするための懺悔やカミングアウトは、このタイミングではそれほど推奨できません。

安堵のときに寝耳に水の情報が急に入ってくると、人は必要以上に動揺するからです。

だから目を見て言いにくいネガティブなことよりも、(7)相手への気持ちなど普段は照れ臭いことを優先すべきかと思います。

単純に好きと言われるだけでも、恋愛中の人にとっては、3日は幸福が長続きするようなものなのです。

(8)ちょっとした秘密を打ち明ける会話 それから、(8)ネガティブではない秘密を打ち明けるのにもいいタイミングです。

一般的には、ほかの人には言っていないちょっとした将来の夢や、ちょっと恥ずかしい自分のコンプレックスなどは、こう言ったときには意外とすんなり口にできるかもしれません。

ピロートークの「TPO」を知る 服にTPOがあるように、会話にも場所や環境に適したものや、不似合いなものがあります。

よほど盤石な関係になっている2人はこの限りではないにせよ、まだ多少なりとも相手との探り合い中、完全には把握しきれていない気持ちがある際には、ベッドの上ではベッドの上のTPOに合わせて、幸福な関係を邪魔しない会話を選んでいくのが、恋人のマナーともいえるはずです。

ちょっとした心がけで、相手の不快感の芽を摘んだり、不安を取り除けたりするのであれば、それはとってもお得なものなのです。

(鈴木涼美) ※画像はイメージです

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